2023年7月28日、おはようございます。
朝、「おはよう」と挨拶をして一緒にごはんを食べる家族が、「いってきます」とそれぞれの世界に飛び出して日中を過ごし、夕方には「ただいま」と言ってまた集合。娘なら、学校で楽しいことや嫌なことがあったかもしれない、私なら、仕事で締め切りに追われて走りまくった、など色々なことを経験しています。そんなバラバラのイベントを終えて夜の食卓につくとき、今日の出来事を家族にどうしても聞いて欲しい、と思うのが人情。
「ちょっと聞いてくれる?今日さ、ワーワーワーワーワー!!」…と、ついなんでもかんでも小学生の娘に話してしまう私。在宅ワーカーなので同僚がいません。話し相手もおらず、クライアントから頼まれたことを必死でこなして疲れ果てており、つい娘に共感をもとめてしまうのです。
一方、娘は違います。私よりもはるかに「リセット力」が高い。学校でどんなことが起きていようとも、家の扉のところで、全部の出来事を置いて入ってきます。 玄関で荷物を置き、靴も服も脱いで裸族に戻ります(下着はつけている)。「学校で今日なにがあった?」「給食でなにたべた?」と聞いても「忘れた」の一言で終わり。時には、学校の先生から電話があり、「今日こんなことがありました」と報告を受けて仰天することがありますが、本人は既に開放感でいっぱいなので後ろの話には一切興味がないようです。
そんな娘からすると、ママが仕事で今日こんな大変なことがあった、今こんなことに困っている、と食事中に ワーワー言い出すと、なんだかモヤモヤするようです。
娘:ママ! 外から帰ったら、ちゃんと手洗い、うがいをしなきゃダメだよ。心にバイキンがついたらちゃんと洗って落としといてよ。
私:す、すみません。
外で起きたネガティブなことは家の中には持ち込まない、それが家庭円満の秘訣だ、という立派な方の話を時々耳にしますが、ほんとにその通りですね。