最近2種類のひじきの煮物を作りました。ひとつは芽ひじきで、もうひとつは長ひじき。
芽ひじきは1cmあるかないかの小さなひじきの若芽で、長ひじきは芽ひじきよりも太くて、4~7cmくらいとしっかりした長さ。同じレシピで2つのひじきを料理してみた ところ、長ひじきのほうが想定よりも柔らかく仕上がってしまった。
私:長ひじきのほうが太くて長いのに、芽ひじきと同じ時間煮込んだら柔らかくなりすぎちゃったよ。
娘:面が大きいほど、やっつけるのが簡単だっていうのと同じだね。
私:どういうこと?
娘:敵がゴジラだったら、案外倒すのは簡単だってことだよ。強い武器を作ればいいだけだから。でも敵がアリだと、見つけるのも大変でしょ。小さいものほど固く守られてるし。アリが世界の敵だったら、広い世界から探すの無理だし絶対に勝てないよ。
私:なるほど、小さい芽ひじきがアリで、長ひじきがゴジラってことね。
大きな敵は頑張ればすぐ倒せるが、わからないほど小さな敵のほうが、実はやっつけるのが難しい。
…なんだか、色々なことに通じそうな言葉に聞こえました。