12 人生グラフは2本の線で描こう

ランちゃんのおことば

すっかりブログの更新が途絶えてしまっております…日々多忙…。いつかコンスタントに発信できる日が戻ってくることを願いつつ、今日は久々にランちゃんの言葉を記録しておきます。

先日娘と「XYグラフ」の話題になりました。娘が「あれはよくできてるね、あの表かんがえたひと、天才だと思うよ!」と言うのです。

私は、「ああ、人生のいいところはここ、この時は悪かった、みたいなのがグラフの上がり下がりでわかるやつだよね。成長したらどんどん上向いてあがっていたりして、わかりやすいよね。」と答えました。

XYグラフは、0を起点として右に進むと「時間」を、上に進むと成長や成果、企業の業績など「実績」や「量」を表します。このグラフの発展型として最近は、「モチベーショングラフ」というものをつくる人もいます。これまでの人生の経験や考えを振り返り、何歳のときにはこんなことがあったからモチベーションは高かった、何歳の時は大変な時期で気持ちがとても下がっていたなど、数十年の単位で自分の人生の軌跡を可視化することができます

私:ママもそれ、作ったことあるんだよ。ママの人生は上がり下がりが激しかったよ。でもこれからはずっと上向きでいたいなって思ってるんだよ。

娘:わたしはね、人生のグラフは2本の線で描くのがいいと思う。1本だと、あがったりさがったりした感じになるでしょ。でもあがっているときでも、違う見方をするとここがダメだったなって思うこともあるし、下がっているときでも、こういうところはよかったよ、っていうことがあるでしょ。だからその線、2本あるといいなって。

私:……なるほど。

ものごとにはふたつの側面がある。角度を変えてみれば、大変なことの中にも感謝や発見がある。長い人生、1本しかないと思っていたギザギザの線とはまったく別の動きをし続ける、もうひとつの線が描けるのかもしれない…。

 

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