1~3月はあっという間に過ぎていくと言いますが、本当に毎年それを実感します。あっという間に2月も下旬に。
今日は2023年に読んだ本の中から、お金や経済について理解を深めるのに読んでよかったなと思った本をいくつかご紹介します。私は長い間、「経済」や「金融」には興味がなく、自分の好きな世界だけを見て生きてきました。その結果、離婚後に非常にお金に苦労することになったのですが、その痛い経験をきっかけに、初歩的なことから学び直しをしなければいけないという思いになり、この数年、特に経済や金融、節約や投資に関連した本を集中的に手に取るようになりました。その中には、途中で読むのをやめた本、全く頭に入ってこなかったもの、それほど価値のある内容ではないと思えるものもたくさんありました。無駄な手間や時間を費やしたなという思いから、ここにまず、勉強を始めようと思ったときのスタートに読むとよいと思った本を挙げておきます。
今回はその中から、お金に関連した知識がほとんどない方が最初に手に取る本として読みやすいもの、私が読んでよかったと思うものを数冊ご紹介します。
1:
「1冊でまるわかり 50歳からの新NISA活用法」 中野 晴啓
2018年からNISAをスタートしたのですが、その時は投資についてどころか、国債や投資信託といった超初歩的なワードの意味すらチンプンカンプンの状態でした。その後、時間をかけてたくさんの本を読み、実践もしつつ理解を深めていきました。NISAの紹介本は無数にあるのですが、こちらの本は私にとって数あるNISA指南本の中で最も初心者に分かりやすく読みやすい内容でした。これからNISAを始めてみようとお考えの方にもおすすめです。
また、まだ証券会社で口座を開設してないという方には、私はSBI証券と楽天証券の口座を持っておりますが、おすすめはSBI証券 + 住信SBIネット銀行の同時開設をおすすめします。
※いつか機会を設けてこの話題についてご紹介できたらと思います。
2:
家庭の金銭学
アメリカのベストセラー本を和訳したもので、現在販売されているのは2020年発行のものです。そのため、日本の2024年スタートの新NISAについての内容は触れられていないのですが、人が生涯を生きていく上で必要なお金にまつわる情報を分かりやすく説明してくれている良書だと思います。大変分厚く、またお値段も一般的な本と比較すると割高ですが、内容はとてもわかりやすいです。あまりにも分厚いので私は章ごとにやぶいてホッチキスでとめ、電車の中など移動時間などに何度も読み返して理解につとめました。
定期的に色々な章を何度も読み返して理解を深めているのですが、将来改訂版が発行されたときにはまた購入したいと考えて期待して待っている本です。この本の中で特にたくさんページをとって説明されている投資や証券関連のところは、投資初心者の方、これまで全くこういった話題に縁遠かった方には難しい内容に思われる部分があるかもしれませんが、分かるところから読み進めたり、自分の理解や成長を確認する意味で、定期的に少し間をあけて何度か読んでみられるのもよいと思います。
3
東大生が日本を100人の島に例えたら面白いほど経済がわかった!
経済的な話を非常に分かりやすく説明してくれている本です。こういった本は多種あり、私自身もお金や経済の理解を深めたいとたくさん読んできましたが、その中でも良書だと思いました。(もともとが非常に無知なところからスタートしておりますので…)
後から気づいたのですが、先にご紹介した「1冊でまるわかり 50歳からの新NISA活用法」と同じ著者でした(笑)。こちらも併せておすすめします。
4
すみません、金利ってなんですか?
お金のことを超初歩的な本です。「株とは何ですか」「金利ってなんですか」といったことを思っている方におすすめです。
尚、同じ著者で「元東京国税局職員が教えるお金の基本」もオススメです。
5
池上彰のお金の学校
全く知識や理解がない人にもわかりやすく教えてくださるのがとてもお上手な池上彰さんのお金にまつわる本。私は2011年発行の「知らないと損する 池上彰のお金の学校」を読みましたが、2019年の改定新版「池上彰のお金の学校」のどちらを読んでも良いと思います。お金のしくみ、保険のこと、経済について学びたい方など、広く浅く押さえておきたいことなどが網羅されています。
6
となりの億万長者
本当のお金持ちというのはどういう生き方をしている人たちなのか、を知れる本です。私の身近にも、無駄づかいをせず、堅実にお金を貯めている知り合いが何人かいるのですが、この本にかかれている方々と共通した生活をされています。私は幼少期に家が裕福でないことで経済的苦労をした上に、お金持ちに対して偏見をもってしまった経緯があるので、この本と出会えて色々なことがクリアーになりました。こういった上手なお金との付き合い方を幼い頃から公平にもっと学ぶ機会があるとよいなと思わずにはいられません。
7
バビロンの大富豪
節約・投資を勧めている多くの方がこの本を良書として挙げておられるので、私も手にとって読んでみました。そして多くの方がこれを推しておられる理由に非常に納得しました。人生で一度は目を通しておくとよいと私も心から思います。それもできるだけ若いうちに。
まだまだおすすめはたくさんありますが、今回はこのくらいにしておきます。よかったら手にとってみてください。
★まだまだブログのフォーマットを変えたり見やすくしたりといった外観に時間をかけられていません。商品紹介の欄ももう少しスマートな形があるような……とりあえずおいおいということで m(_ _)m。