娘が月曜の夜から熱を出し、風邪で4日間も学校を休むことに。最初は1~2日で治るだろうと安易に考えていたのですが、風邪と同時にアレルギー性鼻炎のピークもやってきていたので、鼻詰まりから食事がいつも以上に美味しくなかったようで、食欲不振から回復が遅れてしまいました。
最初は手厚く世話を焼いていた私でしたが、3~4日目になってくると、「おでんが食べたい。買ってきて」「オットットの野菜味がたべたい、買ってきて」と親を使いっ走りのようにこき使う娘にこちらも腹が立ってきました。
私:いい加減、ちょっと厚かましすぎでは?
娘:にんげん、いろんなところをふさがれたら、最後は口しか残ってないでしょ! 体が動けなくなったとき、記憶は残る、口は残る。どうあがいても最後に残るのは口や。病人の口が悪いのは許してくれ。病人の取り柄はそこでしょ!!
私:……間違ってない。
ちょっと口の悪い病人がいても、それは最後に残された取り柄のようなもの、だそうです。寛容の心を忘れずに、寄り添おうと思わされる一言でした。