スナップエンドウと茎カリフラワーのオイル蒸し

日々のごはん

先日友人が訪ねてきてくれた際に、スナップエンドウのオイル蒸しを出したところ、レシピを聞かれたのでブログにまとめることにしました。緑色の食べ物が好きな私がよく作るレシピです。

左が茎カリフラワー、右がスナップエンドウ。茎カリフラワーはあまりスーパーでは見かけないものかもしれませんが、スティックのように茎が長くすらっと伸びたカリフラワーです。似たようなもので、茎ブロッコリーがありますね。

スナップエンドウの筋をとります。

茎カリフラワーは、房によっては茎が太いものがあるので、だいたい同じくらいになるように縦割りしてそろえます。

こんな感じでしょうか。

小さなフライパンに水をいれてお湯を沸かします。

あ、蓋は必ずしましょうね。そのまま沸かすとガス代が無駄にかかります。以前はちょっとした時間だし、と一切気にしていませんでしたが、実はこのちょっとした差を1年積み重ねるとそれなりのコストになると判ってから必ず蓋をするようになりました。

スナップエンドウを茹でます。ざっと1分くらいでしょうか。あとでオイル蒸しをするので、柔らかくしすぎないほうがよいと思います。

スナップエンドウをザルにあげます。

用意するのは、塩(岩塩や粗塩など)、水少量(30ccとか)、オリーブオイル。

オリーブオイルを大さじ1くらい入れ、フライパンを熱々にしてから、茹でたスナップエンドウと生の茎カリフラワーを投入。

軽く塩をふって、少量の水を入れ、すぐに蓋をします。

蓋をあけて火をとめ、スナップエンドウをひっくり返します。フライパンに水分が残っていたらとばします。このままにしてお皿を用意。

もしフライパンに水分が残っていたら、その汁気は捨てます。これ以上、熱が野菜に入らないようにお皿に盛り付けてすぐにいただきます。あいだをあけると美味しさも半減。この上から黒こしょうをかけたり、さらにオリーブオイルを少しかけても美味しいです。

スナップエンドウの代わりに、絹さや、いんげん豆でも美味しいです。ポイントは、湯で時間、蒸し時間です。どちらもやりすぎると野菜がやわからくなりすぎて美味しくなくなります。硬さや厚みのある野菜は軽く下ゆでをして、あともう少し足りない時間を蒸す。特に下ゆでを必要としない野菜なら、最初からフライパンでオリーブオイルと塩で蒸すだけでもよいと思います。さらに美味しく仕上げるコツがもしかしたらあるのかも知れませんが、私がやっているのはこんな感じです。

一般的なレシピではよく、「3分茹でます」「5分煮る」「大さじ1」など色々と数字が書かれていますが、スタートは言う通りにしてみて、もっと柔らかいほうが好きだとか、我が家では薄味がいいな、みたいなことがあるので、本当の料理というのは、最初は型通りやってみたあとでどう自分や家族好みに調整していくかという長い道のりなんだと思います。ちょっと野菜ゆでて蒸すだけのレシピも、時期によって野菜の硬さが微妙に違うので「今日は失敗した」「次はこうしてみるか」と、こだわりだすと終わりがありませんね(笑)。

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