おはようございます、こんにちは、こんばんは。
ブログスタートから2回目の投稿です。始めたことを伝えたのは知り合い4名。顔がわかっている方がときどきのぞきにきてくださる、と思うとなんとなくうれしいものです。本当にさもない話題ばかりになると思うので、ほそぼそとやっていきます。
今日はニンジンの冷凍についてのお話です。
一人暮らしに限らず、家族の人数が少ないと、余らせた野菜の処遇に困るものです。我が家ではそれがニンジン。1本ずつ売っているスーパーもありますが、春夏ニンジンが出回る4~7月になるとニンジンの生産量が増えて値段がさがるので、1本売りしていたニンジンもスーパーでは2本100円とか、3~4本入りにした袋売りのものが出てきます。(ちなみに、冬ニンジンは10~12月頃)大人一人、小学生一人の我が家では、袋売りニンジンを買うとまず食べきる前に劣化してしまいます。娘がそれほどニンジンが好きではなく(嫌いでもないが)、これまでは劣化する前に私が頑張って食べきるようにしていました。
節約の観点からも、家庭での食品ロスはできるだけ出さないように 気をつけていますが、この「頑張って捨てずに食べきる」を守るかわりに、「バランスよく食べる」「腹八分目」が崩れてくるのも違うな、と以前から感じていたので、こういう「思っているけど解決されていないちょっとしたモヤモヤ」を減らしていくには、食品の冷凍知識を上げていく必要があるなと思うようになりました。そこで、冷凍保存関係の本を最近いくつか手に取り、ようやく納得のいくニンジンの冷凍保存にたどり着きました。それは、下味をつけてからニンジンを冷凍する、という方法です。
包丁で切ってもよいのですが、1本すべてを細かく切るのがめんどくさいのでピーラーで細くスライス。(これは完全なる自己流)
指を切りそうになるところまできたら、フォークで刺してさらに皮むき。(皮じゃないけど)これでだいぶぎりぎりまでスライスできます。
同じ方向にざっくりと向きをそろえて並べ、
細かくザクザク。
ボウルに入れて、塩ひとつまみ、オリーブオイルちょろり、レモン汁ぱっぱ、と混ぜ、しばらく置いておきます。
ニンジンがすこししっとりしてきたら、ジッパー袋にいれます。
平らにのばして冷凍庫へ。
私は毎朝生野菜サラダを食べるのが習慣なので、朝食のサラダにニンジン入れたいと思ったら、朝起きて1番にお皿に冷凍ニンジンを出しておき、自然解凍させます。(電子レンジでもよいけど、エネルギーの節約のため)
お味噌汁をつくっている間に、ニンジンと一緒に食べたい生野菜を混ぜて、お皿にいれます。生野菜サラダはいつも、3種類以上のものがミックスされるようにしています。ダイコン、レタス、スプラウト、しそ、水にさらした玉ねぎ、水菜、かぶ、アーモンド、とにかくなんでもいいので、混ぜます。大きなパーツをバリバリ食べるのもいいですが、細かくカットして混ざっていると口の中でいろんな味や食感が混じり合って好きです。
この日は残り物のシーチキンもいれて、全部で5種類。
ここで再び、塩、オリーブオイル、レモン汁を、自分が美味しいと思う味になる量を適当にいれます。ニンジンにはうっすら味がついていますが、ついていない野菜と混ぜるので残りの追加野菜たちに必要な量を足す程度。ドレッシングは基本的に買わないのでほぼ、365日この味付けですが、味に深みを出したり風味を足したいときは薄口しょうゆを数滴かけて混ぜたりもします。ちなみに、オリーブオイルもボトルからお皿に直接かけると量がたくさんでるので、小分けボトルにいれて数回プッシュするだけにしています。(このドレッシングについての考察はまたいつか)
…ということで、ニンジンの冷凍をするようになり、「頑張って食べる」こともなくなりました。最初に味付けせずにそのまま冷凍する方法も試しましたが、味付けしたほうがしていないニンジンよりも美味しいです。オリーブオイルのコーティングによるものか、下味がついているからか、塩で味が引き締まったのか理由はよくわかりません。まだ3回ほどしか冷凍していないので、今後も色々試してみようと思っています。
普段なんとなくスーパーに行って、「ニンジン高くなってるな」「今は安いな」と思うだけでしたが、これからは、春夏ニンジンと冬ニンジンの間の季節、1~3月と8~9月のニンジンの変動価格がどのくらい動くのか、同じスーパーで1年の間にどのくらいひとつの野菜が変動するのかを定点観測してみるのも面白いなと思いはじめています。
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