22 しあわせの数は、カウントしない

ランちゃんのおことば

ある夜の、親子の会話。

私:今日楽しかったこと、ある?

娘:最近気づいたことがあるんだよ。楽しいことが「増えた」「減った」って、足し算みたいに数えるのやめたんだ。「楽しいことが減った」って考えると悲しいし、「楽しいことが増えた」っていうのもなんか 変にうれしい感じになっちゃう でしょ。それって、「作ったうれしい」と同レベルな気がして。だから、しあわせをひとつ、ふたつ、って数えるのやめよう、って。

私:なんでそう思えるようになったの?

娘:最近、犬をよくなでるようになったでしょ。(娘は最近、大型犬を飼っている家をよく訪ねている)そこに何度も行くようになってから、しあわせの本当の味を何度も浴び続けた んだよ。そしたら、しあわせの出るところが違う ってことに気づいたんだよ。

私:なるほど、しあわせは数えるものじゃなくて、その時その時、味わえばいいものなんだね。

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