野菜を再生してみよう!小松菜・ほうれん草・大根・三つ葉……小さなことからコツコツと。

ちいさな家庭菜園

野菜が本当に高くなりましたね。これまで野菜は「買うもの」でしたが、近頃は「ためらいながら買うもの」になったような感じです。

今日は、野菜の再生について。

まずは普通に買った小松菜のごまあえを作ります。

 

いつもなら、端っこはギリギリのところでカットしていましたが、近頃はこれを ちょっと長めに残してカット。4cmくらい残して切っています。

もったいない…?いえいえ、これまで端を捨てていたことのほうが、もったいないんです。

本体は適当な幅でカットして、水にいれ、葉や茎の間についている土をしっかり落とします。

ゆでてから洗ってカットする、カットしてからゆでる、皆さんどちらでしょうか。

私は土が軽くついた野菜はカットして洗ってからゆでます。水耕栽培など、無菌室等で育ってきた野菜はゆでてから洗ってカットしています。

熱湯でゆでて水を切ります。ゆで時間はお好みで。私は歯ごたえが残るくらいが好きです。

ゆでるときは茎だけ先に入れて葉を20秒ほどあとで投入、時差をつけています。

すり鉢にごまを入れて先にすります。

ごま 大さじ1~2
しょうゆ 小さじ1~2
砂糖   小さじ1
みりん  小さじ1

そのあと、調味料を入れます。砂糖はいれすぎると甘くなるので、控えめに。あとから足すことはできても、引くのは難しいので。

よくまぜてから、

小松菜を投入して、しっかり混ぜ、すり鉢ごと食卓へ。

2人家族だと1回で食べきれないので、残ったものは小鉢などに移し替えて2~3回分の食事で食べきります。

今日の本題は、小松菜のごまあえではなく、小松菜の再生。

長めにカットした根元を、豆腐のパックなどに入れて育てていきます。

毎日こまめに水を変えます。

途中、外側の茎がくさったり弱ったりしてくるので、毎日確認しながら弱ったものを外していきます。

使用するのはただの水でもよいですが、栄養があったほうがよいので、微粉ハイポネックスという粉末肥料を水に溶かして与えています。

2リットルペットボトルに、微粉ハイポネックスに付属の小さなさじ2杯分をまぜたものを使っています。水耕栽培にもよく使われているものなので、おすすめです。

 

 

一週間くらい経つと、それなりに成長します。

インスタントラーメンのミニカップの底に穴をあけ、土を入れています。

…てなわけで、小松菜、大根の上端(成長したら葉っぱを食べるため)、ネギ、三つ葉、ざぶとんターサイなどをせっせと再生中です。

着実に育っていくのを目にすると、もう野菜の根元を捨てるのがもったいなくて捨てられなくなってしまいました(笑)。

ほうれん草にも挑戦中です。

 

うまくいくと、中心から丈夫な葉が生えてきます。

ただ、1束分あった根元たちのうち、いくつかは生存競争から脱落していきます。

小松菜よりも再生が簡単ではないですね。いろいろ模索中です。

三つ葉の根っこもしっかり定着し、丈夫な葉がでてきました。

この三つ葉に使っている植木鉢は、大容量のはちみつボトルをカットしたものです。(底に穴を開けています)

少し葉っぱが大きくなってきたら、より大きなところに移し替え。

植木鉢はもう買わないと決めたので、土袋に穴をあけ、端を折り込み、ガムテープで円形補強して植え替えました。袋の底上げについてはまだグッドアイデアがありません。

小松菜1束は現在¥120~200くらい。味にくせがなく、主役にはなりづらい野菜ですが、味噌汁や野菜炒めなど、脇役野菜として活用します。

再生野菜をいろいろトライしてきて実感するのが、そもそも購入の時点で丈夫で良質なものを選ぶこと。無農薬野菜や有機野菜のほうが生命力が圧倒的に良いとまでは言いませんが、しっかりした生産者に育てられた野菜、生産地表記をしっかりしているお店で買ったものは再生速度やパワーがやっぱり少し違うなと感じます。

そこで現在は、ちょっと割高に思えても品質のいい野菜を買い、それをうまく再生させることを目指すように意識がかわり、野菜の買い方が変わりました。

我が家の食料自給率アップを目指してこれからも頑張ります。

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