1月は、やたらブログを更新できました。2月は少し忙しいのでペースが落ちると思います。今日は、ここ最近のベランダ家庭菜園の近況報告です。
その前に、最近耳にして衝撃を受けたニュースが、日本人の体内からマイクロプラスチックが検出されたという話。海洋に浮遊するマイクロプラスチックを魚が食べて…というニュースは以前から聞いていましたが、最近の研究によるとどうも空気中にも微細なマイクロプラスチックが浮遊していて、それを人間が取り込んでいるらしい、と。
まだまだ「プラスチック買うの控えてます」と言うことがファッションのように捉えられがちな現在ですが、社会がこれからもっともっと大きな変化を受け入れて行動を変えていかないといけないことを感じました。街で捨てられ放置されている小さなプラスチックゴミが、人や車に引かれ、太陽照射で劣化して小さな小さなプラスチック片になり、やがて空気中に飛散。知らないうちに体内に入っていて、血液や細胞に取り込まれていて、それが病気に起因する………恐ろしいですね。
……で、自分にできることは小さいですが、とりあえず自分の半径数mくらいのところからやれることをしようというのが今思うことです。
私の小さな一歩は、安価なプラスチック植木鉢を買わないこと。
節約したいからでもあるし、同時にプラスチックを生活から減らす暮らしに慣れていくため。
……で、今やろうとしているのが、ジップロックのチャック式袋を植木鉢にすること。
最近、土袋を植木鉢にして、それなりにこれはイケル!と判ってきたので、ジップロックもいけそうだなと。
↑これの応用ですね。
底にマチを作って、
口まわりにはガムテープで補強し、
底に穴をあける。
土をいれて…
再生中の白菜を植え替えます。
食べたあとの白菜の根本、どうやら根もちゃんと出ていたようです。
プラスチックカップで底上げ。
子どもがこのヨーグルトが好きなので3個100円になった時だけ買います。
ヨーグルトと一緒に毎回カップも買っているので、いつかヨーグルトを自分で作れないかも考えてみてもいいかなと思います。(私はヨーグルトそんなに好きではない…)
続いて、最近ひらめいた、エリンギのトレーで作るミニ植木鉢。
エリンギのトレーは底が深いので、2つをガムテープ(布じゃないとひっつかない)で合体させ、
上側をくり抜き、
底に穴をあけます。
満点の星空のよう…(笑)。
…で、ネギの端をぶっ刺す。
あれ?ネギはもう買わないんじゃないですか?と言われそうですね。はい、スーパーでは買いません。
ただ、毎週宅配野菜を買っているのですが、「7~8種類の野菜と季節の果物と卵」という、何が届くかわからないけど旬のまとめ買いだからお得ですよ、という野菜セットに時々ネギが入ってきてしまうんです。
先週入っていたネギ、食用後やっぱり根本が捨てられず、もったいないので育てることに。
この「何が来るかわからない野菜」は、以前は毎週頼んで消費していましたが、野菜の再生をするようになってゆっくりと我が家の野菜自給率があがってきたため、月4回だった購入が近頃は月2回に減りました。
その代わり、不足する分を近所のスーパーで買ったり、宅配野菜のラインナップの中から特定の野菜を選んで買うようになりました。
小さな小さな積み上げですが、トータルでみると再生野菜の収穫分だけ、食費がほんの少し下がり始めました。
こちらのキャベツの芯、
以前買ったキャベツの芯をしばらく水につけておいたもの。
葉っぱが育ってきたので地植えに切り替えました。
ある程度のサイズに育ったら1枚ずつ食べていこうと思います。
今回のメインは、小松菜の植え替え。土袋を植木鉢にします。
もともとは小松菜の根本たちだったもの。
ペットボトルやラーメンカップに入れて育ててきましたが、根が育ちすぎて息苦しそうになってきたので、もう少し広い場所に植え替えます。
行き場をもとめてさまよう根っこたち。。。
牛乳パックでもそこそこ育つのですが…
取り出してみるとやはり根がたくさん伸びていました。
しかも、牛乳パックは丈夫といっても長期間となると底の紙がゆっくりふやけてきます。
広いスペースに移してあげたので、これからもっと大きく育っていくでしょう。
小松菜の土袋植木鉢はこれで2個目になったので、もう小松菜はこれで買わなくてもよくなりそうです。ネギに続いて、小松菜も上がりました!
ペットボトル大根も順調に育っています。
あの小さかったレタスの芯は…
まあまあ育ってきましたが、最近成長が止まっています。寒すぎるから?
これもいつか植え替えたほうがいいかもしれません。
今日はターサイの葉をカットして味噌汁に。
真冬ですがベビーリーフを収穫してサラダに。もう「ベビー」ではないサイズになりつつあります。
今後は、使い終わった土の再生方法などを学んでいかなきゃなあ、と思っています。
暮らしの見栄えにこだわらなければ、案外「植木鉢」がなくてもやっていけるもんだな、というのが最近の手応えです。