おしゃれな世界のフリー画像にまどわされてはいけませんよ、↑こちらが現実のほうです。
今日は、仕事や家事、育児、節約に疲れた日の、我が家の超手抜き高級家庭料理をご紹介します。抜いている「手」は、「料理」の手間です。
・永谷園のお茶漬け海苔
・ごま
・塩こんぶ
・小粒あられ
・刺身用のタイの切り身
・玄米緑茶の茶葉
以上が我が家のお茶漬け、必須アイテムです。どれかひとつ欠けても味覚過敏の人物からクレームがきます。
今日は、スーパーで値引きしていたタイの刺身用の切り身を使います。冷凍していたものを解凍しました。
正規価格で買ってももちろん良いですが、何と言っても「腐ってもタイ」と言われる魚の王様なので、値引き上等、です。もし値引きの切り身のタイが売られていたら喜んで買い、すぐ冷凍しています。そして、疲れた日、料理はもうめんどくさいな、という日に使います。
白ご飯の上に、解凍したタイをびっしり並べます。
切り身でなく、サク(塊)で売られているタイのほうが割安なので、通常ならタイがたくさん仕入れられていて店全体がタイのセールをしているときにサクで買って自宅で薄切りにしますが、これは値引きだったので迷わずこちらを選んだものです。
スーパーの値引き商品について、皆さんはどんな印象をお持ちですか?
私は数年前までは、「当日中に食べるなら、値引きでも喜んで買う」と考えていました。ところが、ある2冊の本を読んだことで、値引き商品に対するイメージがガラッと変化し、積極的に手に取るようになりました。
話がそれましたが、ご飯→タイ→塩こんぶ→あられ→ごまを入れて、
最後にお茶漬けの元を入れます。
一般的にはここでお湯を注ぐご家庭が多いと思いますが、我が家では玄米緑茶を入れます。
お茶漬けの元に既に緑茶味がついているのにさらに玄米緑茶を入れるのか、と言われそうですが、このほうがはるかに緑茶風味が増し、安価なお茶漬けがより美味しく感じられるので、必ずお湯ではなく緑茶をかけています。
高温のお茶を注ぐとタイが湯引きされて白くなります。見た目には全く美的ではない、ぐちゃぐちゃお茶漬けですが、本当に料理がめんどくさい夜や、昼間に脂っこいものを食べた日の夜などにこれでガサガサと食べて済ませます。でも、タイの身が美味しいし、お茶漬けに加えて、塩こんぶの味わいも加味されているし、タイプの違うあられが入ることでこれまたさらにちょっと美味しい。
そんなわけで、「今日はタイのお茶漬けで済まそう!」と子どもに言うと、「やったー!」と言ってくれます。
調理時間はお茶をいれるだけだし、洗い物も少ないし、ついでに美味しいので、一石三鳥くらいの気分です。