先日の、桃屋のきざみにんにくに続いて、今度はラー油の話です。
いつだったか、テレビで調味料の会社のドキュメンタリーを見ました。その会社の社長さんが、自宅でラー油を試作しておられました。
それを見て初めて、「そうか、ラー油は作れる んだ!」と気づきました。
栗原はるみさんの料理本でラー油を手作りしているのを見たことはあったのですが、自分の腹に落ちるまでに10年以上かかりました。
なぜ気づけたかというと、桃屋のきざみにんにくを自分で作った時に、調味料のボトルがもったいないなと気づいた からです。何度もボトルを購入するくらいなら、中身だけ購入する、もっというと、その中身を自分で作れないだろうか、と。
…で、我が家のラー油が残り3分の1くらいになったので、ここでごま油の継ぎ足し をします。
ごま油を…
入れるだけ(笑)。
ラー油の唐辛子は瓶の底に沈殿しています。これをしっかりかき混ぜて、終了。
少しずつ使う度に中身が撹拌されるので、まあ多少の辛みは油に移るでしょう。
継ぎ足しは何回まで効力があるかは分かりませんが、唐辛子の辛みスパイスが弱くなったなあと感じるまでは続け、本当に弱くなったと感じたら、そのときは自分でラー油を作ろうと思っています。
その昔、ラー油を使い切った後は、残ったボトルの底に張り付いている唐辛子を箸などで必死につついて洗い流していました。今思えば、その唐辛子で再生産できるものを捨てていたんだなと。
1本200円くらいのラー油ですが、たかが200円、されど200円です。
まず1回は継ぎ足しを。その先は、要実験。そしていつか自作を。