ベランダで始める、吊り下げ式トマト栽培。限られた空間でもベランダ菜園は楽しめます!

ちいさな家庭菜園

最近、ベランダ菜園にすっかりハマっています。今年はプチトマトの栽培に挑戦することにしました。

ただ、我が家のベランダはスペースが限られているため、床をなるべく空けておきたい…。そこで思いついたのが「吊り下げて育てる」方法です。

ところで皆さん、災害時に備えて飲料水の備蓄はしていますか?
我が家ではこれまで、2リットルのペットボトル6本入りを2箱用意していました。でも最近の災害報道などを見て、最近念のため3箱に増やすことに。

1人が1日1本(2リットル)飲むと想定して、全部で18本。2人暮らしなので9日分の備蓄になります。
ちなみに、以前は1箱500円ほどで買えた飲料水も、最近は配送料の影響か、安く手に入りにくくなってきました。

我が家では、備蓄水の箱に賞味期限を書いておき、期限が近づいたら1箱分を消費。その後また新しく1箱買い足す、という方法でローテーションしています。

今回1箱を使い切ったので、空になったペットボトル6本が手に入りました。これを今年のベランダ菜園で活用していく予定です。

最近のペットボトルは軽量化のためか、以前よりも薄くて柔らかくなってきた印象があります。でも、まだまだ植木鉢として使えるので、ひと工夫してリメイクしてみようと思います。

吊り下げ栽培では、ペットボトルの口を排水用に使うため、底の部分を丸くカットします。
周囲は光を遮るためにシートで囲い、植物の根が暗い環境を好むように工夫しました。

今回は、少し遠くのホームセンターまで自転車で出かけて、1つ80円のプチトマトの苗を購入してきました。

ここからは、苗の植え付け作業です。まず、苗をナイロン袋に入れます。

次に、このナイロン袋をペットボトルの底の穴から差し込み…

袋の端を*ペットボトルの口(キャップ側)からそっと引き出します。

このとき、苗が折れないようにやさしく丁寧に引っ張ります。

苗の先がペットボトルの口から出てきたら、ナイロン袋だけをそっと引き出します。苗の根や茎に負担がかからないようにするのがポイントです。

苗だけがうまく出てきました!

あとは、ペットボトルの底から土を入れるだけ。
試しにバナナの皮も一緒に入れてみました。肥料代わりになるかな?と。

こうして、ペットボトルを吊り下げた状態で育てること約10日。
植え付けてすぐの頃は、苗がまっすぐ下を向いていましたが、今では茎がUの字を描くように曲がり、しっかり上を向いて伸びています。

トマトさんにはちょっと申し訳ない気もしますが、こうやって育ててみることにしました。

この先、苗はきっと上へ上へと伸びていくと思います。
ただ、我が家のベランダでは、夏になると物干し竿の上にソーラーパネルが設置されるため、すぐに“天井”に届いてしまいそうです。

そのときは、吊り下げ用の金具を長いものに取り替えたり、ひもで結び直したりして、成長に合わせて調整していこうと考えています。

今回はプチトマトの苗を1本だけ購入しました。というのも、子どもがトマトをあまり好きではなく、食べるのは私だけになりそうだからです。

虫にやられず、ちゃんと実がなるかはまだわかりませんが、これからの成長を温かく見守っていきたいと思います。

 

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